レリーフの現場から


 そろそろ全容をあらわし始めたラスチコ・モノmono/アレニーノを駆使した大作です。

着工初日から現地は、一面銀世界、気温は零下の最悪の状況で、他の材料はどれも使えず、使いやすいラスチコによって、どうにか完工できそうだとの評価を頂きました。


先日は、雑誌の取材があり、何人もの人が現場へ見学に来られました。
寒さ・低温の時の、壁工事は、左官さん方は、神経をすり減らして工事に当たられます。まして、時間との戦い、つらい姿勢での作業・・・、
そんな中で左官さんは言いました。
「いろいろな悪条件はその場限りのものだけど、作品はずっと残って人さまにみられるんだから」・・・カッコ良すぎませんか?